トロピカル

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トロピカル


こんにちは!NOZOMIです。今日は、トロピカルについて勉強します。

略して「トロ」と業界ではよんでいる。名前から察しがつくように、熱帯の植民地向けにイギリスが開発して織ったことに由来する。

普通のトロピカルのことを、プレーン・トロピカルという。このトロピカルは、平織組織で、粗く、薄く織った軽い服地だ。布面にも毛羽はない。糸と糸との間に隙間があいているから、かざしてみると透けて見える。織糸は梳毛糸で、双糸である。

プレーン・トロピカルは、色無地の服地だ。さらりとした触感と軽さ、風通しのよさが売りである。そしてシンプルさ。

これにより上質なものに、シャドー・トロピカルがある。順逆・トロピカルともいう。平織組織で、粗く、薄く織った軽い服地。布面にも毛羽はない。プレーン・トロピカルとの違いは、

・より透けている

・肌触りが粗い

・シャドー(影)がある

などである。

シャドー・トロピカルをよく見ると、経糸も緯糸も、その糸の配列は、順撚りと逆撚りの糸が交互になっているのがわかる。S撚り糸とZ撚り糸とでは、光の反射具合が異なるから、同色の織糸でも色が違って見える。これがシャドーを生んでいる仕掛けだ。

S撚り糸の複数本をある幅に並列させ、となりにZ撚り糸を並列させ、これを交互にくり返すと、縦ストライプがあらわれる。これをシャドー・ストライプとよぶ。横方向にもこれを行い、格子状にすると、シャドー・チェックがあらわれる。

≪memo≫

素材 : ウール(羊毛)

織組織 : 平織

糸 : 梳毛糸の双糸(オリジナルは強撚糸)

特徴 : 粗く、薄く、軽い 透けて見える

毛羽なし さらりとした触感 風通しがよい

カテゴリー: STAFFBLOG
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